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「愛されたことのしるしがほしい」の一文に惹かれて購入

リリィ、はちみつ色の夏
この本に出会ったのは、主人公リリィと同じように「愛されたことのしるし」を求めていた時でした。リリィがその「しるし」をわかるように祈るくだりはリリィの祈りが自分の祈りでもあるように思え、リリィと一緒に旅しているようでした。人を憎んだり嫌ったりしている自分がもったいないと思いました。

リリィは父親への憎しみにとらわれて、つらい思いをしたけれど、「赦す」ことで、ほんとに楽に、満ち足りた気持ちになれたのだと思います。
「愛されているしるし」を得る「旅」を終え、行くべき道を見つけることが出来たことにも感動しましたし、この物語の表現がとにかく素晴らしい! 
その描写は今までになく私を惹きつけ、印象に残る一冊になりました。読み終えたとき、「訴えてやる!」と思っていた人に対して、「彼も仕方なかったのなぁ」と考え直すことができました(笑)
強くてやさしい気持ちになれる1冊です。
間にはさまれているミツバチのコラムも楽しくてためになりました

鮎河 ナオミ

リリィ、はちみつ色の夏

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